アスタキサンチンが豊富な食品は海の幸! でも、お高いんです……


美容や目への効果が期待されるアスタキサンチンは、赤色の海の幸に含まれる天然成分。
美味しいものを食べて栄養も豊富なら言うことなしですが……。実際はどうなのでしょうか。

この記事では、国内の研究をもとにアスタキサンチンを含む食品を紹介。推奨摂取量や効率的な摂取の方法もご紹介します。
アスタキサンチンの摂り方を知りたいという方は、必読ですよ!

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1.アスタキサンチンを含む食品は赤い高級食材?

アスタキサンチンは天然色素であるカロテノイドの一種で、エビやカニなどの甲殻類、鮭やタイなどの魚類など、赤色の魚介類に豊富に含まれています。
非常に高い抗酸化作用を持っており、酸化――つまり老化に対抗する力として注目されています。

アスタキサンチンは食事を通してのみ摂取できる成分ですので、どんな食品に含まれるかを知らなければ、意識的に摂取することはできません。
以下、100gあたりの含有量についてまとめました。

紅鮭 2.5~3.5mg
金目鯛 2.0~3.0mg
毛ガニ 1.11mg
甘エビ 0.99mg
イクラ 0.8mg

「医家向けのサプリメント:アスタキサンチン」(北市伸義:北海道医療大学)より引用作成

いきなり数字だけを出されても、これが多いか少ないかもわからないですよね。
アスタキサンチンは一日あたり12mgの摂取が目安といわれています(北海道大学論文参照)。

スーパーなどで売られている鮭の切り身が70g~100g程度ですので、12mgを摂るには単純計算で一日4切れ以上を食べる必要があります。

イクラにいたっては1,500g以上を食べる必要がありますので、100gパック入りのイクラを15パック以上です。毎日そんなにイクラを食べたら健康を害しますし、財布も空になるでしょう。

表を見てもわかる通り高級食材が多いですし、アスタキサンチンを食事だけで十分に摂取するのはなかなか難しいのです。

2.脂と一緒に! 効率よくアスタキサンチンを摂取しよう

アスタキサンチンは脂溶性の成分、つまり油と一緒に摂取することで体への吸収が促進されます。
例えば、甘エビやイクラなどをお寿司として食べる際、炒め物なども一緒に食べることによってアスタキサンチンの吸収は良くなるというわけ。

鮭のムニエルや金目鯛の煮付けといった料理だと、より効率よくアスタキサンチンを摂取できます。どれもおいしい料理ばかりですね。

3.まとめ

おいしい食品にばかり含まれ、健康にも良いアスタキサンチン。
まさに夢のような成分ではありますが、高価な食品が多いのが玉に瑕。食事だけで摂ろうとすると、お財布がやせ細ってしまいます。

アスタキサンチンを効率的に摂取したのであれば、やはりサプリメントがおすすめ。
1990年代の中頃から、ヘマトコッカス藻という緑藻からアスタキサンチンを生成できるようになり、大量生産が可能になりました。

北海道大学の研究によれば、1日30mgを4週間摂取し続けても体に影響はなく、サプリメントと食事を合わせても摂り過ぎということにはなりません。安心して、試してみてくださいね。

おすすめはやはり上の二つ。
DHCが9mg配合、ネイチャーメイドが10.8mg配合。両商品とも北海道大学の推奨摂取量12mgに近く、摂り過ぎにもならない良いバランスです。

筆者が調べた限りだと、あのRIZAPがアスタキサンチン6mgの商品を定価5500円!で売っていましたから、いかに良心的かわかると思います。

4.【トリビア】クジラの視力も支えるアスタキサンチン!

地球史上最大の動物とも言われるシロナガスクジラですが、実は彼らも目の健康のためにアスタキサンチンを摂取していると言われています。
彼らがアスタキサンチンの補給源としているのが、オキアミ。桜えびのようなビジュアルで、釣りをする人には餌として馴染み深いのではないでしょうか。
オキアミには、100gあたり3mgほどのアスタキサンチンが含まれているといいます。上の表と見比べても、かなり豊富な含有量ですね。

シロナガスクジラはオキアミを一日になんと4~5トン食べると言われ、摂取されたアスタキサンチンはビタミンAに変換されるとみられています。
ビタミンAは人間にとっても目に欠かせない成分として有名です。とくに網膜においてロドプシンのもととなり、光の明暗を認識するのに役立っています。ビタミンAが不足すると暗い場所で視力が維持できなくなる夜盲症になることもわかっています。

シロナガスクジラの視力の維持にも、オキアミによる栄養補給は欠かせないといわれています。


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