ドライアイの原因は生活の様々な場面に! 身近なことから改善していこう


現在、どれくらいの人がドライアイか知っていますか?

なんと人口比率でいうと約5.76人に1人がドライアイという計算になるのです。

オフィスワーカーに限れば3人に1人はドライアイという報告もあり、さらに増加するといわれています。

なぜ、ドライアイは増えているのでしょうか。

この記事でドライアイの原因を確認することで、ドライアイの予防や症状を悪化させないよう役立てていただきたいと思います。

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1.ドライアイの原因はスマホやエアコン

結論から言いますと、ドライアイになる原因はまだ完全には解明されていません。

ただ、空気の乾燥、角結膜の炎症、ストレス、大気汚染、加齢などが大きく影響していることが明らかになっています。

とくに環境の変化は、ドライアイを急激に増やした重要な原因です。

「パソコンやスマートフォンが手放せない」、「空調の効いた部屋にいることが多い」。

この2点はオフィスワーカーのほとんどが置かれる環境であり、ドライアイの増加に直結しています。

なぜパソコンやスマートフォンを使うことで目が乾くかというと、単純に文字や数字を集中して目で追う状態が長く続くためです。

この間、目は「凝視」している状態であり、まばたきの回数が減少しています。

しかもデジタル機器では、本を読んでいるときよりもまばたきの回数が減るという指摘もあります。

佐藤直樹氏(慶應義塾大学 現:さとう眼科クリニック院長)らが上梓した「VDT作業とドライアイの関係性」によれば、平常時のまばたきの回数は1分間に約20回ですが、読書時で約9回、デジタル機器の使用時には約5回にまで減少するといいます。

まばたきが減ることによって涙で流すべき異物が流れにくくなり、それによって涙が出にくくなる。

まばたきが少ない環境がドライアイを進行させる悪循環を生んでいるのです。

加えて、エアコンなどの空調によって、オフィス内は乾燥しやすくなっています。

まばたきが減るうえに部屋が乾燥している。これではドライアイが増えるのも当然ですよね。

あまりオフィスで過ごす時間はないという人でも、実はドライアイになりやすい環境に置かれてるかもしれません。

例えば、車の運転も目を凝視させる(まばたきが減る)行為のひとつです。

車内も空調を効かせている場合が多いでしょうし、「仕事でパソコンを使ってないから」と安心はできないのです。

もちろん、エアコンだけが特別に目を乾かすというわけではなく、冬場など空気が乾燥している時期にドライアイの症状は重くなる傾向があります。

2.コンタクトレンズでドライアイリスク!

コンタクトレンズの使用も、ドライアイの原因としてよく聞かれるかと思います。

コンタクトレンズは目に直接張り付いているのではなく、涙の層に浮いた状態で装着されています。

そのため、コンタクトレンズは涙を少しずつ吸収してしまうのです。

また、コンタクトレンズを付けているとまばたきの回数が減ることがわかっており、二重の作用で目の水分不足を加速させます。

目がごろごろしたり、充血して赤目になっているのにコンタクトレンズを使い続ける人がいますが、目に大きな負担をかけています。

さらにこの状態で充血を抑える目薬を使うのは、実はやってはいけないことなのです。

充血を抑える目薬は、血管収縮剤で一時的に充血を抑えるだけ。充血を消すと勘違いされてる方が多いですが、その場しのぎのようなものなのです。
加えて、血管を収縮すれば酸素も血も行き渡りにくくなるので、目に負担がかかります。

さらにはリバウンドが起きて血管が広がり、後々に充血がひどくなることも。

本当に必要な目薬は余分な成分の入っていない人工涙液で、目を潤すことなのです。

コンタクトレンズのせいでドライアイになってるのでであれば、改善は簡単。メガネを使えばいいのです。

実は普通のメガネでも目の周辺の湿度が上昇するというデータもあり、ドライアイ対策としてはメガネにするだけでも大きく変わります。

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3.年を取るとドライアイになる?

ドライアイは加齢とともに表れることがあります。

年齢のせいで肌の水分量が減るのと同じように、目も乾燥しやすくなるというわけです。

慶應義塾大学の調査によれば、60歳以上でドライアイは急増し、60~69歳の年齢層では70%以上がドライアイになっているといいます。

また、年齢とともに表れる目の病気とあわせてドライアイになる場合もあります。

例えば、白内障の手術によって目が乾くようになるということも。

いずれにしても、年齢を重ねればドライアイになる可能性は上がっていくのです。

4.病気によって表れるドライアイ

ドライアイは環境や加齢以外にも、特定の病気によって表れることがあります。

非常に専門的な内容となるためここでは触れるだけにしておきますが、シェーグレン症候群やスティーブンス・ジョンソン症候群といった、涙自体が出なくなる病気が原因として挙げられます。

また、結膜炎など比較的聞き慣れた病気でも目の状態(涙の状態)が悪くなり、ドライアイが表れることも。

これらは当然ながら、医師による治療が不可欠です。

5.まとめ

ほかにも、ストレスや喫煙などの影響によってドライアイの症状が表れている場合があります。

もうお気づきかもしれませんが、病気によるドライアイ以外であれば、生活習慣の改善がドライアイの改善につながるのです。

マキベリーやDHAがドライアイ症状の改善につながるという研究もあり、食生活もドライアイに直結するといえるでしょう。

ドライアイの治し方について知りたいという方は、「ドライアイの治し方は自分で?病院で? マキベリーによる改善効果も解説」を読んでみてくださいね。


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