スマホ老眼になったらメガネを変える? そんな必要はありません!


老眼という名前が強すぎて、「スマホ老眼になったらメガネも変えなきゃだめ?」と心配する人がいます。
結論から言うと、そんな必要はありません。

スマホ老眼についてしっかり理解すれば、メガネよりも必要なことがわかるはず!

ただ、スマホ老眼を心配する人はブルーライトによるダメージを強く受けているはずなので、その対策としてのメガネは有効かも。

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1.スマホ老眼の正体を知ろう!

老眼と聞くと、近くが見えないせいで本やスマホを必死に顔から遠ざける姿が思い浮かびますよね。

ならスマホ老眼は、スマートフォンを使っていると老眼になってしまうということ? と思うかもしれませんが、そうではありません。

スマホ老眼は、医学用語で「調節緊張」という状態。
スマホの使用によって老眼と似た症状が表れるため、スマホ老眼と呼ばれています。

スマホ老眼になると、具体的に以下のような症状が表れます。

1.手元を見ていたあとに遠くを見ると、視界がかすむ
(遠くを見ていたあとに、近くを見たときに視界がかすむ場合も)

2.スマホを頻繁に使うようになってから、細かい文字などが見にくくなった

3.夕方・夜になると、ものが見にくくなる

このような症状は、目を使いすぎることでピント調節機能が落ちてしまうために表れます。

人はものを見るとき、目の水晶体という場所を伸縮させ、光の屈折を調節してピントを合わせています。

水晶体は薄く引き伸ばされた状態が標準で、人間の目はリラックスしていると遠くにピントが合うようになっているのです。

実は、近くを見るときは目のまわりの筋肉に力を込めて水晶体を厚くしているので、目に負担がかかっているのです。

水晶体を伸縮させているのが毛様体筋という筋肉なのですが、毛様体筋は手元を見続けることで凝り固まってしまいます。
運動をしたあと、筋肉が張っているのを想像するとわかりやすいでしょう。

こうなると、水晶体の伸縮をうまく行えなくなってしまい、上に挙げたスマホ老眼の症状が表れます。

これが目のかすみや物が見にくくなる原因、スマホ老眼の正体です。

2.メガネよりも必要なのは休憩

さて、スマホ老眼の正体がわかると、なんとなくメガネの問題ではないとわかったのではないでしょうか。

答えはシンプルで、目を休ませればいいのです。

スマホ老眼になる人は、いわば「休憩をしないで練習を続ける昔の部活動」のようなもの。
そんなことを毎日してれば、体が不調を訴えるのは当然ですよね。

実は厚労省が定めるガイドラインでも、パソコン作業の際は休憩をするように決められているのです。

「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」によれば、「連続作業時間は1時間を超えないようにし、連続作業と連続作業のあいだには10~15分の作業休止時間を設ける」と定められています。
※VDT作業:パソコン作業のこと

ただ画面を見ているだけでも目は働き続けているという意識を持つことが大切です。

1分間だけ目をつむったり、ときおり外の景色を見るだけでも目の負担は軽減されます。
目の筋肉が固まらないよう動かしてあげたり、休ませてあげてくださいね。

そもそもの話ですが、スマホ老眼(調節緊張)の症状が常に続いているのなら、メガネがどうこうと悩む前にすぐに病院へ行ってください。

3.スマホ老眼が心配な人に必要なメガネ

さて、スマホ老眼を気にしているという人は、スマホから目を離せない生活を送っているということでしょう。

確かにスマホ老眼に対してメガネは不要ですが、スマホから発せられるブルーライト対策としてのメガネは有用です。

よくブルーライトをエセ科学のように言う人がいますが、人間の網膜には黄斑部という、青色光によって目が傷つけられないようにする部位が備わっています。
そもそもの人体の構造からして、青色光を避けるようにできているのです。

ブルーライトも可視光線を波長によって分離した際の「紫、青紫、青、青緑、緑、黄緑、黄、橙、赤」のうちの青のこと。
昨日今日現れた謎の光ではなく、私たちが常に浴びている太陽光や照明にも含まれています。

ではなぜ、近年になって「ブルーライト」が問題になったのでしょうか。

実は現在のパソコンやスマホの画面に採用されているLEDによって、これまでのデバイスと比べて発せられるブルーライトの量が増加したのです。

光には、多かれ少なかれ細胞にダメージを与える作用があります。
紫外線対策という言葉からもわかるとおり、プールや海で日焼けをすると肌が真っ赤になってとても痛いですよね。

ブルーライトは紫外線に近い波長なので、強い力を持っています。
目に入った際、角膜や水晶体で吸収されることなく目の奥にまで届き、ダメージを与えるのです。
そのため、様々な眼病の原因になると考えられています。

かいつまんで言うと、「スマホはブルーライトを多く発しているので、ただ見てるだけでも目を傷つけてる。毎日ずっとスマホを見ている人は、ブルーライトを防ぐためのメガネで目の負担を軽くしたほうが良い」というわけです。

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※ブルーライトの解説はとても長くなってしまうので、興味のある方は「ノーベル賞で体内時計が再注目 ブルーライトは健康を脅かす?」をご覧ください。


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